銅系メーカーと原料問屋間で結ばれる7~9月期の銅スクラップ長期契約が6月末にかけてまとまった。数量条件は伸銅など各メーカーで前四半期比横ばいでの決着が中心で、一部微減となった。伸銅品の生産量は新型コロナウイルス感染拡大前まで回復する中で横ばいとなったが、タイトな需給によって問屋側から調整が生じたようだ。 銅スクラップの発生は低調な状況が続い...