国内の建設専門工事業のうち、形鋼や厚板を多く用いる鉄骨と、異形棒鋼の鉄筋の各工事受注高に濃淡が表れている。2025年上期(1~6月)の受注高は、鉄骨が前年を下回ったのに対し、鉄筋は上回っている。資材費と分けて考える必要はあるが、形鋼や厚板、異形棒鋼といった各品種の今後の需要を占う材料になりそうだ。 参照したのは国土交通省が毎月公表する建設工...