黄銅棒の需要が一段落したものの、引き続き高水準となっている。一部の工場がフル生産となった3~4月には至らないが、ゴールデンウィーク以降も複数の大手メーカーで工場稼働率が9割となっている。リフォーム用水栓金具向けのほか、半導体製造装置向けの引き合いが強い。今後、需要先の動向に不透明感があるものの、年末まで稼働率は現状維持、または微減との見方が...