――足元の事業環境は。 「日本国内の粗鋼や特殊鋼生産は昨年比で約2割の減産傾向。メイン顧客であるトヨタ自動車の生産も上向き、当社の業績もそれに合わせて回復基調が鮮明になった。今年度上期は前年同期比で35%減となり大変厳しい状況だったが、7月以降は復調し、10月以降はほぼ当初計画通りに推移している。通期の営業利益は15億円を見込んでおり、まずは...