――今年度上期の連結経常益は前年同期比およそ8割減の約8億円です。 「東京鋼鉄を連結子会社化して以降、最も低い半期収益のレベルだ。コロナ影響により国内外ともに生産・出荷量が減少したのに加え、鉄スクラップ価格の値上がり分の製品価格への転嫁が追い付かず、マージンが縮小した。極めて厳しい局面に突入した年だったが、今も不透明な状況だ」――下期はどうで...