――伸銅品流通にとって2024年はどのような年だったか。 「総じて厳しい1年間だったと感じている。伸銅品相場の指標となる国内電気銅建値は前年がおおよそトン120万~130万円のレンジで推移していたが、24年5月に最高値175万円を付け、その後は一転して140万円台まで値下がりするなど乱高下した。これほど激しい動きは初めての経験だった。また下落...