――2024年の伸銅品の需要環境を振り返ってください。 「24年通期の生産量は23年の通期を少し上回る水準になると見ている。銅条、銅合金条は新規のグローバルなデータセンターの立ち上がりや、低迷していたデジタル機器、家電の底打ちにより、回復は25年以降になりそう。銅管は、箱物需要は拡大しているが、配管材の輸入増などもあり、期待する水準には届かな...