JX金属はこのほど、伸銅品の値上げ交渉をほぼ決着させた。事業継続のために必要となるさまざまなコストの上昇を受けて、その価格転嫁が必要な状況。そのため同社では2024年度に入って値上げを進めてきた。現在までに「ほぼ浸透した」(機能材料事業部長の百野修常務執行役員)状況。年度内の完全浸透を目指す考えだ。 今回の値上げの対象品種はりん青銅製品やチ...