日本チタン協会がまとめた2024年上半期(1~6月)の全国チタン展伸材出荷量は前年同期比23・4%減の5732トンだった。同期間としてマイナスは3年ぶり。航空機向けの需要は底堅く推移した一方、船舶やプラントに組み込むプレート式熱交換器(PHE)向けが減少した。年率換算では1万1千トン程度の出荷水準となる。 全体の約6割を占める輸出は27・8...