日本電線工業会は2022年度上期(4~9月)の銅電線出荷統計を発表した。総量は30万6179トンで前年同期比0・3%増。自動車や電気機械向けなどが前年割れしたものの、主力の建設・電販に加え、輸出向けが増加した。総量は年度上期として2年連続での前年超えとなった。ただコロナ前の水準まではまだ回復していない。 分野別の動向は通信向けが3828トン...