銅管国内最大手のコベルコマテリアル銅管(KMCT)は、旧古河電工銅管事業の生産設備と人材約10人を譲受する。1月から秦野工場(神奈川県秦野市)に移管し始めており、9月までに完了させる。譲受するのは管の細径化や溶接、被覆、溝の転写などを行う下工程の設備と一部人材。譲受により高付加価値製品の生産比率を高め、収益力を強化する狙いだ。