今年の事業環境について、鉄筋需要はさらに1割程度減少する、と覚悟せざるを得ない。また、鉄スクラップは中国の輸入再開などで、一段と市況が高騰するだろう。今年は原料高と市場縮小の間で板挟みとなる、大変厳しい事業環境になると想定してほしい。 こうした中、今年は次の3点を意識したい。 1点目は事業を安定して継続するための基盤整備だ。当社の1社1工場...