条鋼建材製品は軟調な地合いに終始した。中旬の夏季休業が長く、営業日数が減ったため月間の販売量も伸び悩んだ。 異形棒鋼は安値寄り。手持ち案件の少ないゼネコンからの下げ圧力は依然として強く、商社・流通は苦しい価格対応を迫られた。一部の鉄筋メーカーが諸コスト高騰を理由に月末に実行販価を5千円上げると表明したが、需給が締まらない中で需要家の反応は鈍...