日本製鉄は、北日本製鉄所室蘭地区(北海道室蘭市)で操業停止中の高炉の復旧作業を段階的に進めてきたが、10月上旬から出銑水準を徐々に高めて、11月中旬に通常操業に至る見通しとなった。一方、デリバリーを極力維持するため、半製品の在庫圧縮や複数ミル体制を生かした他製鉄所からの鉄源(鋳片)分譲などに取り組むとともに、個別明細ごとの納期調整や、鉄源変...