アジアのホットコイル市況がトン当たり500ドル近辺に張り付いたまま「底ばい」状態が続いている。採算面から各国とも鉄鋼メーカーに値下げ余地がなく、一方で需要の弱さから価格の上伸力も見られない。きょう9日には中国で大型連休の国慶節が明けるが、売り買いとも当面は材料に乏しく、2025年の海外ホットコイル市況は近年にない小幅な値動きにとどまる可能性が...