――今年度下期の国内の鋼管市場をどうみるか。 「足元で造船、自動車は比較的堅調だが、建設向けの需要は低調だ。大阪のIR(統合型リゾート)建設や首都圏の再開発案件、全国各地でのデータセンター建設といった案件も控えているが、資材高や人手不足が続いており、中小を中心に建設案件が動いていない。2024年度から需要環境は好転しておらず、この下期も厳しい...