JFEスチールのステンレス443CTカラー鋼板を素材とした曲線的で複雑な形状を表現できる金属屋根「パーフェクトルーフ」が、大阪ヘルスケアパビリオンに265平方メートル採用された。同製品は片山鉄建(本社・大阪市、社長・片山隆之氏)が開発、今回も窓口・施工を担った。
また、JFE建材では、フェンスや床材などが採用。再生ペットボトルを使用した環境配慮型商品の「J―PETフェンス」は、駐車場などに設置され、総延長は約4キロメートルに及ぶ。工期短縮やコスト削減に寄与するデッキプレートの「QLデッキ」、「JFデッキ」は、国内外計17パビリオンに使用されている。
JFE鋼板のカラー鋼板「極み―MAX」も、ポルトガルパビリオンの屋根(733平方メートル)や、その他各種施設に採用されている。「極み―MAX」を含む同社のJクラフトシリーズは、環境負荷物質であるクロメートを一切含まず、人や環境にやさしい商品であることが特徴。