来年4月から運用を開始する排出量取引制度(GX―ETS)の制度設計を議論してきた産業構造審議会(経産相の諮問機関)の小委員会は19日、中間整理をとりまとめ経産相に答申した。経産省は今後、答申を踏まえ、制度の実施指針を決定する。 同制度では、2027年以降に排出枠の取引が本格化する見通し。小委員会は同日、排出枠価格(CO21トン当たり)の上限...