日本電線工業会は17日、2024年度の銅電線出荷統計(推定値)を発表した。各分野の合計量は59万5530トンで前年度比3・9%減。主力分野である建設電販や、ボリュームの大きい電気機械向けなどの前年割れが響いた。日本が経済発展の途上にあった1968年度以来となる、56年ぶりの歴史的な低水準を記録している。 分野別の動向は通信向けが7582トン...