アルミ地金は「電気の缶詰」と呼ばれるほど製錬に多量の電力を要するが、その電力コスト上昇に対する懸念が強まっている。丸紅の軽金属部地金課は、2030年に向けてデータセンター由来の電力需要拡大など電力価格の上昇圧力が高まっており、コスト増だけでなく製錬所が閉鎖に追い込まれる可能性があると指摘する。 データセンターの電力需要は漸増し、30年には2...