「要はまず断を下すことである。みずから断を下すことである」。松下幸之助氏の言葉だ。企業経営は決断の連続だろう。多くの関係者の多様な意見がある中、責任を背負い断を下す役割は重い▼7年前就任した担当先企業の社長は研究開発畑を歩み女性初の業界大手メーカートップに就いた。環境変化で業績的に苦戦する中で就任。「我々は変わらなければならない」。その言葉...