平鋼最大手の王子製鉄(社長・貴戸信治氏)は2026年度を始期とする5カ年の中期経営計画を策定した。需要が伸び悩む中で「付加価値製品の拡販が次期中計の課題」(貴戸社長)として二次加工を強化。子会社の王鉄興業と連携し従来の定尺品販売から加工販売への切り替えと拡販を進める。夜間無人操業も含めた自動化やコストダウンなど能力増強計画を30年度までに実現...