日本製鉄は12月~来年2月契約(来年1~3月ロール)の国内向けステンレス線材価格について、ニッケル系(SUS304)はトン2万円値上げし、クロム系(同430)は1万円値上げする。原料価格指標(ニッケル・クロム・為替)を用いる独自の計算式に基づくアロイリンク部分の変動を反映し、今回は主に円安影響で値上げする。両鋼種の値上げは2四半期連続となる...