国土交通省が発表した建築着工統計から試算した2024年暦年の鉄骨需要量は、前年比4・1%減の375万3616トンだった。1967年(昭42)以来、56年ぶりに400万トンを割り込んだ前年の値をさらに引き下げた。マイナスは3年連続。総じて中小規模案件が振るわなかった。構造別では、鉄骨造(S造)が前年比3・4%減の367万9663トン。鉄骨鉄筋...