日本鉄鋼連盟は、二酸化炭素(CO2)排出量を削減して製造した鋼材「グリーンスチール」のガイドラインを見直す方向で検討に入った。現行ガイドラインは削減実績を任意の鋼材に割り当てる「マスバランス方式」をベースにしている。鉄連は、削減実績評価という考え方を維持しつつ、グリーンスチールごとにCO2排出原単位を表示する仕組みを導入する方向。CO2排出量...