――事業の現状から。 「今上期の平鋼需要は想定通りの厳しい状況だった。下半期は回復を期待したが盛り上がりを欠き2024年度の普通鋼平鋼需要は月間5万3千トン、当社の販売量も月間2万4千トン程度といずれも7%減にとどまる見通しだ。工場の稼働率が約7割に低下する中で1カ月の生産サイズは600サイズと減らず、生産性や諸元単位の面でも厳しい環境となっ...