鉛地金の再生原料となる廃鉛バッテリー(自動車用)の市中相場は、年内キロ当たり110円前後が中心になると見込まれる。前月末まで105円程度だったが、引き締まった需給によって小幅高となる。鉛製品などの相対取引の目安となる電気鉛建値は足元トン37万2千円。 廃鉛バッテリーは今年、春に一時80円台を付けたものの、5月以降は100円前後を中心とする高...