普通鋼電炉メーカー12社の2024年4~9月期決算が7日までに出揃った。販売量の低下などで8社が減収。収益面では原料の鉄スクラップ価格は小幅の上昇にとどまったが、製品価格は下落。メタルスプレッドが縮小し諸コストも拡大したことで10社が減益となった。一方、東京鉄鋼と北越メタルの2社が増収増益を果たしている。 低迷する建築需要を反映して全体に販...