中国鋼材市況は12月に入り底離れしつつある。中国鋼鉄工業協会などによると、代表的な熱延コイルは11月末から100元(約15ドル)上昇し、トン当たり2千元(増値税込み、税抜きドル換算で270ドル)の大台を回復した。にわかに市況が反発しだしたことに「まだ半信半疑」(中国の商社幹部)との声もあるが、上伸基調を維持したまま越年となりそうだ。通常、年末...