――まず抱負から。 「事業再生計画の完了から8年間、箱守一昭前社長のリーダーシップの下、黒字を継続してきた。その路線を継承しながら、力まず自然体で自分らしさを加えたい。例えば、営業・購買担当が長かったので、社外で培ってきた人脈をこれからの取り組みに生かしていきたい」 「当社にとって最も重要な課題は2030年度稼働予定の新電気炉の建設だ。これを...