経済産業省は5日、鉄鋼メーカー各社からヒアリングした7~9月期の生産計画を発表した。計画によると、粗鋼生産量は前年同期比0・1%増の2062万トン。実質横ばいだが、四半期ベースでの増加は2023年10~12月期以来となる。ただ、鋼材需要が国内外で伸び悩んでおり、鉄鋼メーカーの生産活動は今期も低い水準にとどまる見通しだ。