6月末の薄板3品の国内在庫(メーカー・問屋・コイルセンター、速報ベース)は、5月末比で4千トン増の400万6千トンだった。直近10年のトレンドに対する減少傾向は継続する一方、内需の不振や北米の関税影響で荷動きが低調になるなど、例年のパターンと異なる展開になった。 在庫の内訳はメーカーが前月比5千トン増の167万1千トン、問屋が3千トン減の8...