新日鉄住金は君津製鉄所(千葉県君津市)の第2高炉(炉容積4500立方メートル)で国内最高の出銑比(炉容積1立方メートル当たりの日産量)を維持しながら、ほぼ1年間にわたり安定操業することに成功した。君津は昨年3月、高炉1基を休止し、現在、高炉2基体制の下で従来の高炉3基体制と同等の生産規模を目指している。その実現のカギとなる高出銑比での高炉操業...