小形棒鋼生産量は843万3千トンで前年度比0・8%減少した。需要低迷を受けて3年連続の前年割れ。鉄筋工の不足などを背景に、引き続き鉄筋コンクリ―ト造から鉄骨造に需要がシフトする傾向が指摘された。当初期待された東京五輪関連の需要も出遅れが目立った。 シェアの上位5社は顔ぶれ、順位とも15年度と同じだった。うち、岸和田製鋼は生産量が前年度を上回...