軸受鋼の2023年度熱間圧延鋼材生産量は22年度比7・2%減の73万6千トン。構造用鋼やばね鋼よりも落ち込みが大きかった。100万トン割れは5年連続。 首位の山陽特殊製鋼のシェアは1・2ポイント減の39・2%となり、3年ぶりに40%を下回った。日本製鉄との協業深化において軸受鋼棒鋼を山特製造にシフトする施策を進めた影響もあり、21、22年度...