――24年度の振り返りを。 「条鋼は労働力の制約が相当重しとなり建設工事も減少し鋼材需要は落ち込んだ。鋼板は国内では輸入鋼材の代替や環境面への貢献などで販売を伸ばしたが、中国の輸出量増加により海外市況が悪化。価格を重視したことで当社の輸出量は大きく減少した。販価は昨年10月契約で全面値下げを実施し市況の底入れを図ったが、下落幅は鉄スクラップが...