条鋼建材製品は形鋼類が値を下げた。建材需要が鈍調なさなか、東京製鉄の販価引き下げにより先安観が台頭。売り腰を保つ商社・流通もあったが、安値対応も散見された。 異形棒鋼は弱もち合いで推移した。RC造の着工床面積は直近5~8月が前年同月実績を下回り、商談も限られた。原料相場の下落基調も重なり、需要家の下げ圧力が強いまま月内の商いを終えた。 H形...