――最近のニッケル市場をどう見ていますか。 「ダイナミックに動いている印象だ。ニッケルの最大用途であるステンレスについては、昨年は想定よりも生産量が多かった。食品加工やキッチン用品など食品に接触する用途やエンジニアリング用途でニッケルを含む合金の使用量が拡大した。食品加工などでの需要の増加は、市場開拓部門の活動の効果が出ていると見ることもでき...