鉄鋼産業懇談会(鉄産懇)の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は8日、足元の鋼材需要について「低調な状況が継続している」と述べ、国内外で減速傾向が続いているとの見方を示した。鋼材輸入については「(国内の)マーケットが芳しくない中で、依然高い水準で推移している」と指摘。輸入材のシェアが高い状態に対し「従来同様、懸念している」と述べた。 懇談会終了後、...