経済産業省は8日、7~9月期の鋼材需要見通しを発表した。需要量相当の粗鋼生産量は2011万トン。前期(見込み)比で0・4%減、前年同期比で2・3%減と、低い水準にとどまる見通しだ。前年同期比では7四半期連続のマイナス。国内外で鋼材需要の減速傾向が鮮明になってきた。 同日、記者会見した経産省の鍋島学・金属課長は、米国の高関税政策の鋼材需要への...