軸受鋼の2022年度の熱間圧延鋼材生産量は、前年度比18・7%減の79万3千トン。他の特殊鋼品種に比べて落ち込みが大きかった。100万トンを割り込むのは4年連続となる。 首位の山陽特殊製鋼のシェアは0・3ポイント増の40・4%となり、前年度に続いて40%台を維持した。日本製鉄との協業深化において、軸受鋼棒鋼を山特製造にシフトする施策を進めた...