日本伸銅協会によると、4~9月の伸銅品生産量(速報値)は前年同期比16・9%減の31万1308トンだった。自動車や半導体、住宅設備関連など総じて需要が低迷したものの、コロナ禍で低迷した20年度上期は1割弱上回った。 主要品種別は、最大品種の銅条が前年同月比17・6%減の11万3244トン。半導体関連は車載用が堅調なものの、その他分野は低迷し...