全国鉄鋼販売業連合会(全鉄連)が定例の各地区業況アンケート(回答率51・9%)からまとめた6月分の21品種別需給状況によると、独自で算出した市中玉の不足感から過剰感を引いた景況感指数「DI」の総計は、前月比4ポイント減のマイナス20だった。再び過剰感が強まり、均衡から遠のいた。丸鋼2種と厚板、構造用鋼管は数値が上昇したが、ほかは軒並み下がっ...