関西コイルセンター工業会と大阪鉄鋼流通協会(OSA)薄板部会は、5月の薄板流通動態調査をまとめた。コイルセンター各社が仕入れを抑制して在庫を調整しているが出庫が鈍いため在庫率は総計で全品種上昇した。また自販に至っては、冷延の在庫率が3カ月を超えるなど需給は緩い。 品種別の総計在庫率を見ると、熱延が2・22カ月(前月1・90カ月)、冷延が1・...