中部磨棒鋼協同組合がまとめた組合員各社の5月の磨棒鋼・冷間圧造用鋼線合計の生産は、前年比4・5%増の2万3460トンと7カ月ぶりに前年同期水準を上回った。店売り、建産機など不調が続く分野が少なくなかった一方、自動車向けの出荷ペースが上がり線材が1割を超える増加となったことが寄与した。 地区主力エンドユーザー、トヨタの国内日当たり生産台数は1...