日本磨棒鋼工業組合(理事長・多田茂大一機工社長)がまとめた5月の磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線の生産実績は、前年同月比1・4%増の6万4426トンとなった。18カ月ぶりに前年増に転じたものの、新型コロナ禍以前となる2019年5月対比では78・8%の水準にとどまった。 内訳は磨棒鋼が3万5805トンで前年同月比5・1%減。車関連向けが多いCH...