日本鉄鋼連盟が23日発表した4月の国内粗鋼生産量は前年同月比3・1%減の723万8千トンにとどまり、16カ月連続で前年同月実績を下回った。鋼材の国内需要に力強さが見られないほか、輸出向け需要の伸び悩みもあって、鉄鋼メーカーの生産活動は盛り上がりを欠いている。 4月の1日当たり生産量(粗鋼)は24万1300トンで、3月比でほぼ横ばい。年率換算...