日本伸銅協会は29日、2023年度の伸銅品需要量が前年度比1・4%増の74万700トンになりそうだと発表した。巣ごもり需要の一服感や中国経済の減速により足元の需要は低迷しているものの、来年度は自動車や半導体、空調機器関連の一部を中心に緩やかに回復すると見る。 主要品目別では、銅条が0・1%増の27万2100トン、黄銅条が6・4%増の9万42...