アルミ圧延事業を手掛ける上場大手3社の22年4~12月期決算が出そろった。自動車生産の回復遅れに加え、半導体製造装分野が減速するなど圧延品販売が振るわなかった。さらにアルミ地金価格が下落に転じたことで一部企業では棚卸評価が悪化し、3社すべてが経常減益だった。10~12月期としてはUACJと神戸製鋼の2社が赤字となり、さらに3社すべてが通期予...