JX金属は23日、光通信に用いられる結晶材料のインジウムリン(InP)基板の生産能力を増強すると発表した。生成AIの進展に伴うデータセンター向け需要の増加に対応する。同製品の生産拠点である磯原工場(茨城県)で、約15億円を投じて製造工程の一部を増強し、生産能力を2025年比約2割引き上げる。新設備は26年度の稼働を予定。将来的な需要増大を見...